チョコなのに超スーパーレモン!
紀州プレミアムレモン・チョコテリーヌ
KISHU PREMIUM LEMON CHOCOLATE TERRINE
極限まで計算された、レモンスイーツ新境地。
カカオ68%のチョコレートと40%のミルクチョコレートをブレンドし、和歌山産のレモン果汁を濃縮して合わせました。
パッションフルーツのような華やかな風味のカカオシロップを使うことでレモンの酸味を柔らかにし、爽やかな味わいにまとめております。チョコレートソムリエの札谷加奈子(さつたにかなこ)さんとkanowaのコラボチョコテリーヌです。
もう一口と、
どんどん食べてしまいそうな
クセになる味わい
しつこさはまったくなく、「もう一口、もう一口」とどんどん食べてしまいそうなクセになる味わいに「こんなの初めて!」と想像以上の感動を味わっていただけるのが「紀州プレミアムレモン・チョコテリーヌ」です。
口に入れた瞬間から、
カカオとレモンの
絶妙なハーモニー
芳醇なカカオの香り漂う鮮やかなダークブラウンのテリーヌからは想像できない、まろやかで爽やかなレモンの風味。口に入れた瞬間から、カカオとレモンの絶妙なハーモニーがじゅわっと溢れ出て、幸せスイッチが脳内まで一気に届くような美味しさ。
金賞パティシエの テリーヌマジック
今回もレシピを考案したのは和歌山市「パティスリー エルヴェ」の橋本憲司。全国菓子大博覧会での金賞受賞をはじめ、さまざまなコンテストで入賞経験を持つ実力派パティシエです。
試行錯誤を重ねた末辿り着い他のは、カカオ68%のチョコレートと40%のミルクチョコレートをブレンドしたオリジナルチョコレートをベースに、カカオシロップの自然でまろやかな甘みに仕上げるというレシピ。
カカオシロップは、カカオを発酵させる際に出た果汁を煮詰めて作られたものでチョコレートとは全く別物で、まさにフルーツそのもの。パッションフルーツのような華やかな風味ですが、これがレモンの酸味を柔らかにし、さわやかな味わいにまとめる決め手となりました。
もちろんテリーヌなので、このように極限のなめらかさでもオーブンタイムはあり。超低温で1時間ほど焼き上げたあと、冷やして固めます。これらも舌触りを左右するポイントで、一つひとつ焼き加減を確認しながら、じっくりと最高のレベルの半生へ仕上げられていきます。
カカオのプロが選んだ「ベトナム産シロップ」
味の決め手となったカカオシロップを扱うのは、2013年からといち早く日本に高品質な“Bean to Bar(カカオ豆から板チョコレートができるまで自社一貫で管理するチョコレートの新生産スタイル)”のメーカーのチョコレートを輸入している「トモエサヴール」(大阪市南船場)の札谷加奈子。
ただおいしいだけではなく、カカオの生産国に多くみられる貧困などの社会問題の解決方法を模索しながら、より多くの人に素晴らしいチョコレートとの出会いをもたらしたいとするメーカーの商品を扱うなど、自身もその思いを伝えるべく積極的に活動しています。KANOWAが和歌山で障がい者の労働待遇改善を目指して活動していることを知り共感。今回の企画に繋がりました。
農家のサポートや
パートナーシップの構築を
目指した取り組みに賛同
ベトナム特有のカカオを
守るためには支援が必要
テリーヌに使用しているカカオシロップはベトナム産で、現地で多く栽培されているトリニタリオ種。フルーティーで香りが良く、わずかにシナモンや八角のようなスパイシーさを併せもつのが特徴です。
ベトナム特有のカカオを
守るためには支援が必要
独特の風味を持ちプロをもうならせるベトナムのカカオですが、多くの手間と時間を費やすものの驚くほど低い価格で取引されているため、世界各国でみられるカカオ生産農家と同じような課題を抱えています。
チョコレート作りに関わる人のQOL向上に
ここのカカオ発酵施設は、障碍者の職業支援学校の旧校舎を使い、その卒業生を好待遇で雇用するなど、チョコレート作りに携わる人のQOLの向上を目指しています。
フードロス解消に 障がい者の労働待遇改善を両立
札谷が共感したKANOWAの活動の目指すところは、障がい福祉業界の労働待遇改善。福祉事業所の販売企画開発力と営業力を民間で補うことによって、売り上げや賃金のフォローをしようというものです。障がい者が作るお菓子だからと正しく評価されないのはおかしい、福祉の世界をより楽しく幸せな場所にしたいと願いKANOWAは活動を続けています。
1つのスイーツで、
福祉に、フードロス、
さらに海を渡ったベトナムでの社会問題へも
廃棄レモンを使った
スイーツを世に出す
ミカンほど知られてはいませんが、同じ柑橘類であるレモンの生産量は全国3位。しかし出荷量が多ければやはり廃棄も多くなるのが実情で、約2割は出荷されず自分たちの手で処分しなければいけません。
廃棄レモンを使った
スイーツを世に出す
そのほとんどは規格外の大きさであったり見た目の問題なので、もちろん味はまったくもって問題なし。驚くほど美味しく仕上げたいというのがKANOWAのモットーです。
循環型社会の取り組みへの
第一歩に
1つのスイーツで、福祉にフードロス、さらに海を渡ったベトナムでの社会問題へもクローズアップすることができました。3つのSDGsに取り組める“最幸”のスイーツです。